急な出費の強い味方、カードローンですが、なるべく早く契約したいものです。では無人契約機で申し込むのと店頭窓口で申し込む方法、どちらが早いのでしょうか?今回は「審査の早さ」について解説します。
無人契約機の方が店頭窓口より早い
無人契約機の多くは、タッチパネル式で必要事項を入力するシステムになっています。例えば、自宅の住所、電話番号を入力し、「次へ」のボタンを押せば画面が変わり、勤務先情報の入力、という流れです。
「次へ」のボタンを押した瞬間、審査担当にデータが届くのでスピーディーな審査をすることができます。
これに対して店頭窓口の場合、申込書は通常1枚の紙になっているので、全部書き終わらないと審査担当まで情報が届きません。
さらに、手書きの申込書の内容を端末にインプットしなければいけないので時間がかかります。
無人契約機の場合は、いちいちインプットする時間を短縮できるのです。
データが届いてしまえば、あとは無人契約機でも店頭窓口でも時間は買わないのですが、データが審査担当に届くまでの時間に差が生じるので無人契約機の方が店頭窓口より早いのです。
店頭窓口は無人契約機より数が少ない
店頭窓口の数は非常に少なく、大手消費者金融でも以下のようになっています。
会社名 | 店頭窓口数 |
アコム | 39店 |
プロミス | 18店 |
アイフル | 25店 |
探すのが大変という意味では店頭窓口より無人契約機に軍配が上がります。対して無人契約機の数は以下の通りです。
会社名 | 無人契約機数 |
アコム | 1,112台 |
プロミス | 1,172台 |
アイフル | 819台 |
店頭窓口に比べて圧倒的に数が多いので、容易に見つけることができます。すぐに見つかるという点でも、無人契約機が有利なのです。
実はインターネットでの申込が一番早い
以上、無人契約機と店頭窓口を比較してきましたが、実は一番早い申し込み方はインターネットです。無人契約機や店頭窓口に並ぶ必要がなく待ち時間0で申し込めます。場所を選びません。さらに、入力データがすぐに審査担当に伝わるのです。
入力したデータがすぐに審査担当に伝わるという点では無人契約機と同じですが、インターネットの場合は自分のパソコンやスマートフォンでの申込となるので、それだけ入力がしやすいのです。結果的にデータが早く届き、審査も早くなります。
インターネット契約の後銀行口座振込が最速
インターネットでの申込と契約後、カードを発行しなくても、銀行口座振込で即日融資が受けられるところが増えています。
例えばプロミスの場合だと、三井住友銀行かジャパンネット銀行の口座を保有していれば、契約後24時間365日対応で、必要額を振り込んでくれるのです。カードは後日無人契約機や店頭窓口で受け取ることができます。
このサービスは「即フリ」と呼ばれます。
来店することなく、自分の銀行口座に借入金を振り込んでくれるサービスは他のカードローンでも導入されており、「最短30分」等宣伝しているのはこのインターネットを使った方法が主流です。
ただし、カードを発行しないと融資しないカードローンもあるので前もって確認することが必要です。また、時間帯によっては即日振込できない場合もあります。
審査が遅いときの理由
消費者金融の営業時間は9時〜22時くらいまでで、時間外に申し込むと審査の回答は翌日になるケースがあります。
混雑していても時間がかかります。特に週末の午後は申込が集中するので、空いている平日の午前中がおすすめの時間帯です。
また、電話での在籍確認が取れないと審査が進みません。
よって、あらかじめ在籍確認の取れる時間帯を担当者に伝えておくと審査時間を短縮することができます。特に、勤務先が休業日だと在籍確認がとれないので契約できないところがほとんどです。
まとめ
無人契約機と店頭窓口、審査内容は同じですが、データが審査担当に届くスピードが違うので無人契約機の方が結果的に審査が早くなるのです。
さらに、今はインターネット申込という方法が登場し、それが一番早い方法となっています。
しかしながら、早さだけでなく、納得して契約することがカードローンには大切であるということを留意してください。