クレジットカードの明細書の金額にマイナスが付いていることに不思議に感じたことはありませんか?

例えば「〇月〇日 ~○○サービス株式会社 -14000円」な感じです。

今回はクレジットカードの請求額にマイナス表示される理由についてお話します。

クレジット決済後に取り消し処理をした

インターネットでクレジットカードを使って航空券を購入したりホテルの予約をしたりすると、決済が確定されることがあります。

しかし一度決済が確定された後に取り消し処理をすると、後日届く明細書には金額がマイナス表示されるケースがあります。

プラスマイナスゼロなのであなたが損することはなにのですが、一見不思議に思ってしまうのはこのためです。

違算処理をされた

お店で買い物をした際に、店員さんが金額を打ち間違えることがあります。例えば3000円の買い物にもかかわらず30000円でクレジットカードを切られてしまった場合です。

通常は、その場で違算処理(いさんしょり)というものが行われ一度間違った額(例では30000円)をマイナスにし、改めて3000円でクレジットカードを切りなおすなどします。

このケースでは即、取り消し処理がされているため後日届く請求書にはマイナスの金額が表示されることはないのですが、間違ったことを店員が忘れているなどして、請求額が確定後に返金処理などがされた場合には請求書の金額にマイナス表示された項目が付くことがあります。もちろん、店舗側やカード会社から電話がくるので知らないうちにマイナス処理がされていたなんてことはありません。

マイナス処理されていることを忘れていることが原因

送られてくるクレジットカードの請求明細書は前月、前々月など過去の買い物や受けたサービスの金額が表示されており、また利用先の名称が会社名だったりすると、何に使ったのか思い出せないことが多々あります。

その中でマイナス表示がされていると、なぜなのか?わけがわからなくなると思いますがこれらの原因はいずれも取り消し処理によるものだということを覚えておいて下さい。そうすると次回から同じようなことがあっても驚くことはありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

数字のマイナス表示というのはそんなに多く見かける物ではないのですが、たまにあります。

普段からクレジットカードを使っている人でも必ず明細を確認している人と面倒くさくて明細は見ない人の2パターンに分かれます。

明細を見なくてもメインの口座から決められた日に引き落とされるため残額がギリギリでなければ問題なく処理は行われています。しかし、クレジットカードの不正利用は誰しも起こる危険があるため毎月何に、いくら使ったのかは明細に目を通す習慣をつけることをおすすめします。