クレジットカードのポイントを集めたいがために、飲み会の幹事をして支払いをクレジットカードにすることで数万円分のポインを貰うということをしている人がいました。
普段、クレジットカードのポイン集めに躍起になっている人ならわかると思いますが、そこそこの大きな買い物をすることは日常生活の中では少ないため“飲み会の幹事”は美味しシゴトでもあります。
一方、こういう行動に対して批判の声を上げる人もいます。
どういう声かといえば“ズルい”です。
なぜ幹事がポイントを貯めることをズルいと思うのか?
ズルいもしくはセコイなんて思う人もいるのですが、そもそもなぜそのような感情が沸くのでしょうか?
おそらく、本来自分の力だけでは得られない現金に相当するクレジットカードポイントを、自分1人占めにされることへの妬みから湧いてくる感情だと思います。
そして、半分くらいは出来ることなら自分もやりたい、同じ恩恵を受けたいとは思っているでしょう。
ただ、倫理として人からセコイと思われたくない等の理由で自分はやっていなんだと思います。
しかし、多くの人は飲み会の代金をクレジットカードで立て替える意味なんて知らな人が多いです。
むしろ幹事をやってくれてありがとうございます!という感謝の気持ちしか持っていないでしょう。
クレジットカードのポイントは貯めてるだけの人も多い
これだけクレジットカードや各お店のポイントカードなど現金と同じ効力を持つポイントですが、多くの人がポイントを上手く利用できていません。
例えば、Suicaで貯まるポイントであっても貯めてるだけでチャージの仕方もわからなかったり、ポイントに有効期限があるのを知らずに失っていたりなど、クレジットカードに関して単なる支払い手段の1つくらいにしか考えていない人がほとんどです。
もし「ポイントを使えば今日の飲み代だ無料になる」と言われたらどんな人でもポイントを使おうとしますが、言われなかったらポイントのことなんて忘れてしまっている人の圧倒的多数だということは覚えておくと良いです。
違法ではなく倫理の問題
違法だとか倫理とか正直、そんなたいそうな話ではありませんが、法律的には幹事が集金して支払った代金に対して発行されるポイントであるため違法でもなんでもありません。
もちろん倫理的な問題はあるでしょう。
他人が支払った代金に対して付与されるポイントを自分が横取りしているのと同じですからね。
周りの人からどう見られるか?セコイと思われるなどそういった問題にすぎません。もし、自分がそいうことを気にするのであればやらないのが無難ですが、羨ましいと思うタイプであれば臆せず管理に立候補しどんどんやれば良いと思います。
幹事役の手当てという認識
幹事をやったことがない人は幹事の大変さをわかっていません。
え?会場予約するだけでしょう?と思ったあなた、多分幹事やったことないですよね。
幹事はお店を探すところから始まり、駅からの場所、部屋の下見・確認、人数の出欠確認、調整・お店とのやり取り・2次会会場までの手配等、自分が酔っぱらわない程度に抑えるなど、気を使うことがたくさんあります。
裏方というのは非常に面倒くさく、会場に集合・飲食・支払い・帰宅する無役の場合とは楽しめ方が全然違うのです。
そのためクレジットカード払いくらいは幹事役の手当てという認識であっても良いと思います。ちなみに私はカッコ悪いと思われるのでやりませんが、幹事の大変さを知っている身としてはそれくらい寛容な気持ちを持っても良いのではないかと思います。