毎年納めなければならない自動車税。車の大きさによっては数万円以上するため現金で用意するのはちょっとキツイときもあると思います。

そんな人におすすめの支払い方法がクレジットカード払いなのですが、現金支払いと違って納税証明書が即もらえないため自動車税納付直後に車検を受ける場合など必要になるときに困ってしまいます。

今回は自動車税をクレジットカード払いしたときの納税証明書を発行してもらえる場所と手続きについて紹介します。

車検時の自動車税納税証明書の提示は必要なくなった

平成27年3月以前は、車検をする際に申請書類とともに納税証明書を提出しなければならなかったのですが、運輸支局のシステム変更により提出する必要がなくなりました。

そのため基本的には車検時に納税証明書はいらなくなったのですが、納税証明書の控えが必要になることがあると思います。

その際にはどうすれば良いのか?というと別途請求手続きをしなければなりません。

紙の納税証明書は県税事務所か自動車税事務所へ交付請求する

窓口で交付請求する

自動車税は市町村ではなく都道府県に対して納める税金なので、管轄しているのは県税事務所、もしくは自動車税事務所です。県税事務所なんてどこにあるの?という方はインターネットで「県税事務所 ○○県」と検索してもらえば出てきます。また県庁に電話をして聞く方法もあります。

県税事務所といっても同じ県内でさらに管轄区が違うのでどこの県税事務所でも良いというわけではありません。必ずあなたが住んでいる市町村を管轄している県税事務所へ問い合わせをし、自動車税の納税証明書の交付を請求する必要があります。

窓口で交付請求をする場合は、備え付けの交付請求書に必要事項に記入するのですが、その際に車検証に記載されている

  • 「ナンバープレート番号(登録番号)」
  • 登録名義人の氏名
  • 自動車の車台番号

が必要になるので県税事務所に行く際は車検証は持っていた方が良いです。

以外とナンバープレート番号って覚えていませんし、登録名義人は車によって異なります。

例えば本人以外にも両親であったり、残価設定ローン等で車を所有している場合は車を所有している名義人は自分ではなくディーラーです。保険に関してはまた別問題なのでこの辺は混同しないように気を付けましょう。車検証を携帯しておけば問題ないということです。

郵送で交付請求する

各県税事務所の公式サイトでは自動車税納税証明書交付請求書(継続検査・構造等変更検査用)といったPDFファイルをダウンロードできるようになっていることもあります。

これは各都道府県によって異なり窓口しか受け付けていないケースもあるので電話をして事前に確認して下さい。

まとめ

クレジットカード払いで支払ったとき、自動車税の納税証明書は各都道府県の県税事務所・自動車税事務所に請求することで手に入れることが出来ます。

ただ、少々面倒くさいのは否めません。

ネットで書類がダウンロード出来てもプリントアウトして郵送しなければならず、忙しい人にとってはかなりアナログです。

そのため自動車税を払う直後に車検が控えていることが予めわかっている場合は、紙の納税証明書が必要になることがあるのでクレジットカード払いではなく金融機関やコンビニなどで紙の自動車税納付書にて支払う方が手間がかかりません。