楽天カードにはショッピングとキャッシングの両方に限度枠がありその額は人によって異なります。
では、ショッピングはともかくキャッシング機能を解約したと思った時、実際に解約したときのメリットとデメリットを紹介したいと思います。
楽天カードのキャッシングを解約するメリット
現金を使い過ぎることがなくなる
まず、キャッシングとは現金をそのまま借りられるので、用途を選びません。
そのためショッピングの場合よりも使う範囲が広がることで日常化してしまうとちょっとお金が足りなくてもすぐキャッシングを使うクセがついてしまいます。
銀行だけでなくコンビニATMからでも簡単に現金を引き出すことができるため自分の預金なのか借金なのか区別がつかなくなる人も多く、錯覚によって金銭感覚がマヒしがちです。
しかし、キャッシング機能を止めてしまうことでショッピングでは使えても現金は引き出せないので散財することが少なくなります。
不正利用されるリスクが低くなる
使い過ぎの問題は自分の「意志」の問題のため大丈夫な人は全く持って心配する必要はないのですが、クレジットカードの不正利用に関しては誰でも該当する可能性があります。
もちろん、ショッピング機能を使って買い物をされてしまう危険性もあるのですが用途が限定されます。
不正利用する側も商品よりも現金の方が使えるよ用途が広がるためキャッシング枠を狙うのが普通です。
しかし、初めからキャッシング枠がなければ現金自体を引き出すことが不可能なため被害に遭うリスクも低くなります。
楽天カードのキャッシングを解約するデメリット
では、次にデメリットについて見て行きます。
緊急のときに使えない
普段、楽天のキャッシング機能を使っていない人でもどうしても緊急に現金が必要な時に遭遇することがあります。
例えば、現金をお財布に入れ忘れてきたことに外出先で夜気付くことなどです。銀行のキャッシュカードで下ろせばいいじゃないか?と思う人もいるかもしれませんが、私などは防犯上の理由からキャッシュカードは普段持ち歩いていません。
銀行に用事があるときだけ持ち出すようにしている人は意外と多く、またうっかり財布の中に現金がなかったなんてことが事実あるのです。
あとは、クレジットカードが使えないお店でどうしても欲しいものがある時なども同様で、緊急時にキャッシング機能が使えないと不便なことは多いのです。
海外で現金を持ち歩かなければならない
楽天のクレジットカードのキャッシング機能が本当の意味で威力を発揮するのは海外です。
日本ではある程度の大金でも普通に街を歩けますが、海外では基本的に大金を持ち歩いてはいけません。
暴漢・強盗などの危険性があるからです。
クレジットカードのキャッシング機能があれば海外の空港・銀行ATMでも現地通貨を引き出すことができますが、キャッシング機能がないと全て両替した現金を持ち歩かなければなりません。
これはとっても危険なことなので解約する大きなデメリットになります。
再審査で落ちる!限度額が下がる可能性がある
一度解約した人は正直良いお客さんではありません。
もちろんそれは感情的な意味ではなく楽天クレジットカード会社にとっては長期間・大金を繰り返し利用してくれる人が最良の顧客のため利用限度額が低かったりキャッシング機能を止めている人は最良顧客ではありません。
そのためまず問題なのはやっぱり一度解約して再度申し込む際に、もう1回信用情報を元に再審査されること。それによって審査に落とされる可能性もあります。解約前は利用限度額が100万円だったのに50万円になってしまったなど減額されることもあります。
そういうことからも不要であれば利用しなければ良いだけで解約したことでかえってマイナスになるのはモッタイナイですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は楽天カードのキャッシングを解約するメリットデメリットについて紹介してきました。
楽天カードは楽天スーパーポイントなど楽天市場だけでなく提携している他業種店舗でも利用できるお得なカードです。
ANAマイルに交換できたりなど利用価値が高く楽天カード一枚あれば生活する上で利用しな人よりも色々な面で損をすることが少なくなります。
せっかく与えられたキャッシュカード枠、いざという時使える機能なのでぜひ大切に持っておきたいものですね。