ゆうちょ銀行が国際ブランドVISAとJCBと提携して発行している学生を含む若者向けのクレジットカードには、JP BANK VISAカード アレンテとJP BANK JCBカード EXTAGEの2種類があります。
そこで、学生がキャッシングできるこの2つのクレジットカードの条件について解説します。
ゆうちょ銀行若者向けのクレジットカードの年齢と申込条件
JP BANK VISAカード アレンテとJP BANK JCBカード EXTAGEの2つには申込対象が設定されており、条件はゆうちょ銀行通常貯金口座を持っている日本国内に住んでいる満18歳~満29歳までです。(高校生不可)
現時点で通常貯金口座がない場合は口座開設の上で申込が可能になります。
一般的に18歳、19歳の大学生に関しては未成年であっても保護者の同意があればクレジットカードを作ることができるのですが、高校生に関してはどのクレジットカードでも作ることはできません。
ゆうちょ銀行発行のクレジットカードにおいてもこれは同様です。
学生のカード利用限度枠
総利用枠 | 10万円~30万円 |
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ショッピング利用枠 | 10万円~30万円 |
キャッシング利用枠 | 0~30万円 |
JP BANK VISAカード アレンテとJP BANK JCBカード EXTAGEの2つのカード総利用枠は10万円~80万円ですが、学生に関しては上限は30万円と定められています。
また全ての人が上限30万円と設定されるわけではなく、学生の中でも未成年者なのか成人なのか、両親と同居なのか一人暮らしなのか等によって上限金額は変わってきます。
アルバイトをしていれば審査に通りやすいのは本当
学生を対象にしているクレジットカードはそもそも学生さん自体に安定継続した収入がないことは想定しています。
だから利用限度枠が上限でも30万円と低く設定されています。
それでもゆうちょ銀行がこのようなクレジットカード商品を作っている理由は、学生さんを将来、自行に恩恵をもたらしてくれる大切なお客さんと捉えているからです。
将来的にクレジットカードをバンバン使ってもらえればゆうちょ銀行は儲かります。
ですので、アルバイトをしていなくて審査には通る可能性は高いのですが20歳以上の学生でアルバイトをしていればより審査に通りやすく、利用限度枠も上限30万円に設定されやすいです。
なぜかというとクレジットカードの審査通過の大原則は「安定継続した収入と支払い能力の保有」だからです。
クレジットカードのランクによって審査基準は異なりますがこの点では社会人から学生まで全てにおいて共通しています。安定継続した収入と支払い能力があればゆうちょ銀行も安心してクレジットカード利用料金の立替え、融資ができます。
まとめ
JP BANK VISAカード アレンテとJP BANK JCBカード EXTAGEはゆうちょ銀行が学生さんにこそ作ってもらいたいと思っているクレジットカードです。
クレジットカードは利用実績がある人ほど優遇されます。利用実績のことをクレヒス(クレジットヒストリー)等と言い、長期間に渡ってクレジットカードで買い物をしたりキャッシングで現金を借りれくれるほど優良顧客とされます。
ぜひ学生のうちから申込みクレヒスを作りましょう。