クレジットカードの入会審査においてクレジットカード会社が私たちの個人信用情報を照会して審査の判断材料にしている事実があります。

CIC、JICC、全銀協、3つの信用情報機関がありますがクレジットカード会社は必ずこれらの機関に加盟しており情報を共有できるようになっています。

自分の信用情報は有料で取り寄せることができますが、入金状況欄の記号が何を意味しているか?まではわからないため解説します。

クレジットカード会社への入金状況を表す記号の意味

$

当月の請求通り(OR請求額以上)入金された。

ドルマークがずらっと並んでいる人が大半です。これはクレジットカードを利用した分の請求があった月にちゃんと支払いがあったことを表しています。請求額だけでなく増額返済など多く支払ったときもここに含まれます。

ハイフンマークが記載されている人もいると思います。これは当月に請求もなく、また入金もないことを表しています。

つまり利用していないということですね。

ほどんどの人は$マークとこの(ー)ハイフンマークの2つが記載されています。

P

当月の請求額の一部が入金されたことを表しています。

本来の請求額に対して不足しているということですね。

ミスなのか遅延してしまっているのかです。

A

利用者(私たち)の事情により入金がされていない状態(未入金)です。

いわゆる信用情報にAがあるのは延滞納していることを表し、審査ではマイナス評価になります。

よく、クレジットカードを申し込み審査に落ちたので信用情報を取り寄せてみたらAマークがあった、なんていうのはこの評価が判断材料にされたといっても良いでしょう。

B

利用者(私たち)の事情とは無関係の理由で入金がされていない状態です。

C

入金されていないが、原因が利用者の事情なのかそれとも利用者に無関係の理由なのかどちらも不明の状態です。

R

利用者以外から入金があった。

空欄

クレジットカード会社などから情報の更新がなかった状態を表しています。

クレジットカードの利用がない場合もあります。例えば、作ったけど全く利用していなく眠っているカードなどです。

まとめ

クレジットカードを利用し、支払期日にきっちり引き落としなり入金をしていれば「$」や「ー」など審査に不利になるようなマークが付くことはありません。

他社からの借入が複数あり、返済に苦労していても遅れずに返済ができているのであれば信用情報はキレイな状態であり全く問題ありません。

クレジットカード自体はじめて申込する、全く新規に借り入れるときは過去の利用実績が見られないため審査が慎重になるケースもあります。(スーパーホワイトによる審査落ち)

信用情報はクレジットカード審査には欠かせない資料なので遅延・延滞納をしないように利用しましょう。