年会費が1万円と手頃価格で入会できるJCBゴールドカード。しかしなぜか審査に落ちてしまった経験をした人もいるのではないでしょうか。

今回はJCBゴールドカードに特化した落ちる原因と審査基準を詳しく解説します。

年齢・年収や雇用形態の不安定さ

一般的にゴールドカードは標準カードとは別の審査基準が設けられています。具体的にいうと年齢、年収や雇用形態などをさらにふるいにかけて、ゴールドカードを発行してもいい人かどうかを判断しています。

例えば学生は申し込むことさえもできません。JCBゴールドカードの入会条件を満たしていないということです。

申込対象は20歳以上で本人に安定継続収入のある人となっていることからも、一過性の収入では認めてもらえないんですね。フリーターや日雇いバイト等、雇用形態や収入の不安定さがあると審査に落ちます。

JCBのカードを1枚も持っていない

JCBには個人向けのクレジットカードだけで22種類もあります。ゴールドカードは一般的なカードよりもワンランク上のカードであり、一般カードを長く利用しているとJCB側からインビテーション(招待)によってゴールドカード入会のご案内が届きます。

JCBゴールドカードは招待制だけでなく申込制も採用しているので学生以外20歳以上の安定継続した収入がある人であれば誰でも申し込むことができます。

しかし、JCBのカードを1枚も持っていない人はJCBでの利用実績もないことになるので入会審査では不利になります。

クレジットカードは利用実績が重要視されるのでまずは一般カードからの利用を勧められるでしょう。

クレジットカードをあまり利用しない

クレジットカード会社はあなたがクレジットカードをよく利用している人かそうではない人かを知ることができます。CICやJICCなどの個人信用情報機関に登録されているあなたの信用情報を照会すれば一発でわかるからです。

クレジットカード会社にとって最優良顧客は年収の高い人でも地位や名誉のある人でもありません。

どんな人が最優良顧客なのかというと、自社のクレジットカードのショッピング枠、キャッシング枠を利用限度額いっぱいまで利用し、多重債務でも毎月、期日に遅れずに返済してくれる人です。クレジットカードのヘビーユーザーが良いお客さんなんです。

そのため信用情報からクレジットカード自体を利用している形跡が見られない人は「良いお客さん」ではありません。

クレジットカードを使わないであろう人にわざわざランクが上のゴールドカードを発行する理由がありません。こちらも一般カードからの利用を勧められるでしょう。

複数の他社借入がある

クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠の2つがありますが、特にキャッシング枠において複数他社からの借入がある場合は法律によって貸出が制限されています。

貸金業法では契約者の年収の3分の1を超える額の融資を禁止しているため、もしすでにあなたの年収の3分の1を超える融資を受けていると、審査に落ち可能性が極めて高いです。

遅延・延滞納!過去に金融事故を起こした

過去に支払いを遅延したり延滞、滞納によって最悪、自己破産をしているような場合はブラックリストに載っているため一定の期間が経過するまでどのクレジットカードでも審査に落ちます。

一応自己破産など金融事故を起こし10年経過すれば、履歴がクリーンになると言われていますが例えばJCBのクレジットカードで事故を起こした場合、内部ブラックといってJCBなど同じカード会社では一生審査に通らないケースがあります。

スマホ・携帯料金を遅延・延滞納したことがある

スマホや携帯料金の支払いを遅延、延滞、滞納など遅れてしまった経験がある人も多いでしょう。

遅延や延滞納には明確な違いはないのですが、支払期限から60日以上経過するとブラックリストに載ることが多く、クレジットカードを作れない要因の1つになります。

なぜスマホ・携帯料金の支払いとクレジットカードの申込審査が関係があるのか不思議に思う人もいると思います。

それはスマホ・携帯料金の端末料金は割賦販売といって2年間など毎月2000円程度に分割して支払っているのでクレジットカードの支払い形態と同じになり信用情報に記載されているからです。クレジットカード会社が信用情報を照会するとわかるようになっています。

まとめ

JCBゴールドカードに落ちる原因と審査基準について見てきました。ゴールドカードは一般カードと異なった独自の審査基準によって発行の可否を判断しています。一般カードよりも審査が甘いということはなく厳しいです。

まずは一般カードを長く多く利用し、インビテーション(招待)されるのを待つのが一般的な流れです。

もし、JCBゴールドカードではなく単にゴールドカードを持ちたいのであればアメリカンエキスプレス・ゴールドカードなどキャンペーンを多く展開している他社のゴールドカードにも申し込んで見ましょう。

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