JREカードもビュースイカカードも両方ともJR東日本が発行しているクレジットカードで、どちらもSuica付帯、クレジットカード機能、定期券機能をつけることができ、貯まったポイントでチャージや買い物ができます。

しかし、JR東日本が今まで2つあったポイントサービスを一本化したことで既にビュースイカカードを持っている人にとって新しくJREカードを申し込むべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

今回は似たような機能が付いているけれど、JREカードとビュースイカカードの違いとどちらがお得なのか?を解説します。

※ネット申込だと最短!2018年7月2日申込スタートで私は7月3日申込→7日着とわずか5日でJREカードが届きました!

結論

  • JREカードはJREカード優待店(ゆうたいてん)のある駅をよく利用する人がお得
  • ビュースイカカードは家族会員に申し込みたい人はお得
  • ビュースイカカードの既所有者はJREカードの新規発行がお得
  • どちがお得にポイントゲットできるかはポイントシミュレーターで確認

JREカードとビュースイカカードのどちらがお得なカードかを比較するにはJREポイントについて知っているかどうかが大事です。

そこでまずはJREポイントについて簡単に説明します。

JREポイントとは?

JR東日本が発行していたポイントサービスにはSuicaポイントとビューサンクスポイントの2つあり、それぞれ貯められる場所や方法がバラバラでした。

■Suicaポイント
スリーエフ・イトーヨーカドー・アリオ・タイムズ・ヤマト運輸・紀伊國屋書店・キヨスクやJR東日本のエキナカ店舗でSuicaを使って買い物をすると貯まるポンとサービスでした。

■ビュー・サンクスポイント
JR東日本が発行している「ビューカード」利用で貯まるポイントサービスでした。

しかし紛らわしく使いにくいのでポイントサービスを一本化しようということで誕生したのがJREポイントです。

共通化されたことで私たち利用者にとってわかりやすく使いやすくなりました。

SuicaポイントとビューサンクスポイントはJREポイントに自動的に引き継がれる

今までビュースイカカードを利用していた人は自動的にビューサンクスポイントが貯まっていました。Suicaポイントは申込制だったので何もしてない人は貯まっていません。

ビュースイカカードで貯まっているビューサンクスポイントは自動的にJREポイントに引き継がれているので、今後もカード利用でJREポイントが貯まっていきます。

JRE加盟店にてJREカードを利用するとき、カード❝利用❞でポイントが貯まるだけでなく❝提示❞でも100円に付き1ポイント貯まります。

つまりJREカードの場合は❝提示❞して現金で支払ってもポイントを貯めることができます。

またカードで支払えばカード利用分のポイントとカード提示分のポイントとダブルでポイントが付きます。

ただ、2018年7月までに作ったビュースイカカードを持っている人はJREポイントカード機能が付いていないため提示分で付くポイントがもらえません。カード提示でポイントを貯めるにはクレジットカード機能やSuica機能が付いていないただのJRE POINTカードを申し込むか、JREカードを新規で申し込む必要があります。

JREカードとビュー・スイカカードの違い一覧

JREカード ビュースイカカード
家族会員  ×
ビューサンクスボーナス ×
ポイント還元率 JREカード優待店  3.5%  1.5%
 JREカード加盟店  1.5%  1.5%
Suica  〇
Suica定期券
年会費 初年度無料
2年目以降477円(税抜)
477円(税抜)
旅行傷害保険 国内/海外 国内/海外

JREカードの特徴

 

  • JREカード優待店利用でポイント還元率3.5%
  • JREカード加盟店利用でポイント還元率1.5%
  • 定期券購入・Suicaチャージでポイント還元率1.5%

JREカードの特徴はJREカード優待店利用時のポイント還元率が3.5%と高くお得なことです。

JREカードを申し込むメリットのある人

ズバリ、JREカード優待店(ゆうたいてん)のある駅をよく利用する人です。

JREカードは加盟店と優待店によって還元されるポイントの率が異なります。

そのためJREカード優待店をよく使う人にはメリットが大きいのですが、JRE加盟店の利用が多い人はあえてJREカードを作るメリットはありません。


〇 通勤通学で優待店を使う機会がある

× 通勤通学&居住最寄り駅に優待店がない

JREカード優待店一覧

JREカード優待店(ゆうたいてん)は以下の名前のグループ施設のみです。優待店利用でしかポイント還元率3.5%になりません!

アトレ・アトレヴィ・テルミナ・ペリエ・エクセル・エスパル・フェザン

アトレ

  • 恵比寿
  • 品川
  • 目黒
  • 大井町
  • 大森
  • 川崎
  • 大船
  • 四谷
  • 吉祥寺
  • 上野
  • 浦和
  • 松戸
  • 秋葉原
  • 亀戸
  • 新浦安

アトレヴィ

  • 大塚
  • 巣鴨
  • 田端
  • 五反田
  • 信濃町
  • 東中野
  • 三鷹
  • PLAYatré TSUCHIURA
  • ボックスヒル取手
  • ペルチ
  • 土浦

テルミナ

  • 錦糸町

ペリエ

  • 津田沼
  • 海浜幕張
  • 検見川浜
  • 稲毛海岸
  • 稲毛
  • 西千葉
  • 千葉

エクセル

  • 水戸

エスパル

  • 福島
  • 郡山
  • 仙台
  • 山形

フェザン

  • 盛岡

ビュースイカカードの特徴

 

  • 年間利用額に応じてボーナスポイントがもらえる
  • JREカード優待店&加盟店利用でポイント還元率1.5%
  • 家族カードに申込可能

JREカードは申込者本人しか利用できないカードですが、ビュースイカカードには家族会員サービスもあるため、自分以外にも家族それぞれが1枚ずつ別のカードを持つことができます。

専業主婦(主夫)の方や大学生の子供がいる方は審査をしなくてもカードを持つことが出来ます。

家族会員の条件
本人会員と生計をともにしている同姓の配偶者・ご両親・お子さま。(高校生を除く18歳以上の方。)本人会員が学生の場合、お申込みすることはできません。

ビューサンクスボーナス

ビュースイカカードは通常のJREポイントに加え、年間の利用額累計に応じてボーナスポイント(JRE POINT)をもらうことができます。

JREカードにはないサービスです。

対象カード:「ビュー・スイカ」カード、「ビュー・スイカ」リボカード、「ビューカード」

年間利用額 月平均利用額 ボーナスポイント(JRE POINT)
30万円 2万5千円 250ポイント
70万円 5万8333円 1000ポイント
100万円 8万3333円 1500ポイント
150万円 12万5千円 2500ポイント

ビュースイカカードとJREカードのどちらの方がお得にポイントがもらえるかどうかをポイントシミュレーターで比較してみましょう!

⇒ビューカードポイントシミュレーターはこちら

まとめ

JREカードとビュースイカカードの違いとどちらがお得か?について比較してきました。

結論としては、家族会員サービスを利用しない多くの人はJREカードを新規で申込した方がお得ですね。

もう一度ポイントの還元率の違いに注目してみましょう。

JREカードはアトレなどの優待店利用のポイント還元率が3.5%と高いです。

一方、ビュースイカカードでは優待店利用でもポイント還元率は1.5%

2%も差があります。

1万円の買い物をJREカード優待店でした場合

  • JREカードは350円相当のポイントが還元
  • ビュースイカカードは150円相当のポイントが還元

JREカードで買い物をした方がなんと200円もお得です。

JREカード優待店のある駅(アトレ・アトレヴィ・テルミナなど)をよく利用する人にとっては必需のカードです。

またJREカード加盟店の駅(シャポー・ビーンズなど)しか利用しない人にとってはメリットは少ないですが、正直どの駅がJREカード優待店か加盟店かどうかなんてマニアでない限りわかりませんよね。

例えばJRE優待店と知らずにビュースイカカードで買い物をしてしまうとポイント還元率は1.5%なので損をしてしまうことがありますが、JREカードなら優待店だと知らなくてもポイント還元率3.5%なので損をすることがありません。

だからこそSuicaやSuica定期券を使って電車やバス・一部タクシーを使う習慣がある人は迷わずJREカードを新規申込して下さい。