カードローンの最大の特徴は利用目的が自由であることです。
これに対して、マイカーローンや教育ローン、住宅ローンは利用目的が決まっているローンです。
それでは、カードローンの利用目的にはどんなものがあるのでしょうか。カウントダウン方式でご紹介します。
また、その目的が審査にどんな影響を与えるかも合わせて解説します。
1位 娯楽交際費
月々の家計を妻に任せていて、おこづかい制のサラリーマンの場合、外食が続くといわゆる金欠になりがちです。急に飲み会が入ったり、後輩から食事の誘いを受けたりして、普段より出費が多くなるパターンです。
あるいは上司からゴルフに誘われたときも、プレー料金等はかなりの金額になります。
毎月発生せず、突発的に発生する出費なので、手軽なカードローンで不足な金額を埋めることが多いのです。カードローン会社もこれらの理由が一番多いので、特に疑念を抱かれることもなく、審査に影響もありません。
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2位 生活費
例えば、結婚していて片方が病気等で働けなくなり、収入が減ることになって、生活費が不足している場合です。カードローンを利用するときに注意しなければならないのは「この生活費の不足は将来解消される」ということをカードローン会社に伝えることです。
理由は、ずっと生活費が不足していると借金が膨らみ、いずれ返済できなくなると判断されるからです。
「病気が治ったら共働きできる」など、将来の返済ビジョンを明確に示すことによって、審査を通りやすくすることが必要です。
3位 自家用車の購入
自家用車に代表される大型の買い物が必要なときに、カードローンを利用する方も多くいます。ただし、目的ローンであるマイカーローンよりカードローンの金利の方が遥かに高いので、なぜカードローンなのかを示す必要があります。
例えば一部の中古車販売会社ではカード決済を受け付けておらず、現金決済のみとなっていることもあるので、その場合は理由として頷けます。
しかし、それ以外の場合はマイカーローンの審査に落ちたという理由が多数を占めます。
もちろんマイカーローンの審査に落ちたからと言って、カードローンも落ちるということはないのですが、審査は慎重にならざるを得ません。自分の収入証明書を出来るだけ用意して、返済能力に問題のないことを説明したほうが審査には通りやすくなります。
4位 旅行費用
友だちに旅行に誘われたけれども今手持ちのお金がなく、クレジットカードの限度額も一杯、という場合があります。あるいは高額な海外旅行でクレジットカードだけでは支払いきれないケースもあります。
その旅行代金としてカードローンを利用することは十分に納得できる理由なので、審査に特に悪影響はありません。あくまで収入の範囲内での旅行であり、今回は現金の都合がつかなかったことを伝えましょう。
5位 慶弔費用
特に、急な不幸については準備のしようがなく、香典をクレジットカードで支払うわけにはいかないので、カードローンが活躍する場面です。
利用金額が少額な場合が多く、すぐに返済することも多くなります。カードローン会社としては、これを機会に今後も利用を続けて欲しいので、融資には積極的です。
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NGな利用目的ワースト3
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1位 ギャンブルの軍資金
借金をしてギャンブル、という時点でお金にルーズであり、真っ当な返済能力がないと見なされるので、審査に通ることはまずありません。
2位 他社への返済費用
多重債務になって、返済不能となる場合が容易に想定されるので、通常のカードローンでの審査は厳しくなります。
3位 引越し費用
意外と思われるかも知れない利用目的ですが、カードローン会社は利用者と連絡が取れなくなることを非常に警戒します。
住居の異動、場合によっては転職も考えられるケースでの審査は非常に慎重になります。連絡が取れなくなれば、返済が滞ったときの回収が難しくなるからです。
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まとめ
以上、カードローンを利用する人の主な目的をご紹介しました。
目的は自由ですが、同じ金額を借り入れるにしても、目的によって審査の厳しさが変わってくることもあります。きちんと返済する能力と意志があることを伝えることが大切です。