クレジットカードの年会費が未払いだとブラックリストに載るのか?といえば、即載ることはありません。
しかし、年会費程度だからブラックリストに載らないだろうから払わなくても良いやという考えは間違いです。
年会費が未払いなるケース
年会費が未払い状態になってしまうケースは大きく分けると2通りあります。
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- 預金口座の残高が不足している
- 故意に支払わない
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クレジットカードの年会費はカードによって指定された月に自動的に引き落とされるため、預貯金口座に残高があれば全く問題なく引き落とされるはずです。
しかし、年会費が未払い状態になってしまうということは、単純に預貯金口座にお金が入っていないため引き落としが掛けられなくなっています。
特に普段メインで使用している口座からクレジットカードの支払いの為だけに違う口座に移し替えているような人は、年会費の存在を忘れていて現金不足になることがあります。
一方、預貯金口座の残高不足により年会費の引き落としができず、後日カード会社から年会費の未払い通知&請求書が届いたけれども普段使ってないカードだから等、故意に払わず放置している状態の2通りが考えられます。
年会費未払いは規約違反
基本的に年会費が預貯金残高不足で口座から引き落とされなくても、必ず後日カード会社から通知が来ます。
わずか1000円程度でもです。
通常はこの通知が来てから支払えば全く問題ありません。遅延損害金もかからないことが多いです。
なので通常はブラックリストに載るまでには至りません。
しかし、年会費は会員規約に支払わなければならないと定められているため債務とみなされます。クレジットカード会社の収入源は加盟店手数料や利息、そして年会費も立派な収入源の1つです。
クレジットカードの所有権はクレジットカード会社にあり私たちは貸与されています。年会費は1年間カードを使える使用料のようなものなので故意に支払わないと強制解約されてしまいます。
年会費の未払いでクレジットカードが作れなくなる?
クレジットカードの強制解約というのは審査においては十分なマイナス要素になるため、新規でクレジットカードを作りたいと思っても作れないケースがあります。
強制解約されれば年会費も未払いでも許してもらえるだろう。。というのは大きな間違いです。
年会費の未払い通知が来た段階で債務が発生しているため、あなたが債務整理や自己破産などをしない限り支払い義務は生じています。
まとめ
なぜか一般的に「年会費」に対する考えが甘い傾向にあります。
おそらくこれがショッピングやキャッシングなど自分がカード利用した返済額を払わないことは悪いと感じるのでしょうが、年会費を払うことで得られる対価が感じにくいため“年会費未払い”という問題が起こるのでしょう。
年会費はカードに新規入会し郵送されてくるとき必ず同封されています。
小さい文字の冊子なのでじっくり読む人はほとんどいません。
しかし、会員資格として年会費の支払いは義務付けられているのでもし、未払い状態なのであれば遡っても良いので即支払うべきです。