楽天とアマゾンは何かと比較されがちです。けれど実際にはどっちが得なのか、というとわからないという答えが多く帰ってきます。そこで今回は、楽天カードとアマゾンカードを徹底比較してみます。
アマゾンカードと楽天カードのスペック比較
アマゾンカード(Amazon MasterCardクラシック)と楽天カードの基本スペックを比較した表です。
アマゾンカード | 楽天カード | |
年会費 | 初年度無料2年目以降1,350円(年一回の利用で翌年無料) | 無料 |
ポイント | Amazonポイント | 楽天スーパーポイント |
ポイント付与率 | Amazonでは1.5%、それ以外は1% | 楽天市場では4%、それ以外では1% |
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | 楽天カード株式会社 |
国際ブランド | MasterCard | MasterCard JCB VISA |
ETCカード | 年会費540円、初年度無料(1回でも利用があると翌年も無料) | 年会費540円、ただし楽天PointClubの会員ランクが「プラチナ会員」「ダイヤモンド会員」の場合は年会費無料 |
海外旅行傷害保険 | なし | 海外旅行中の病気やケガを最大2,000万円まで補償。疾病治療費や賠償責任、携行品損害も補償。 |
国内旅行傷害保険 | なし | なし |
付帯保険 | 最大100万円のショッピング補償 | カード盗難保険、商品未着あんしん制度、ネット不正安心制度 |
一覧にしてみると、アマゾンカードは楽天カードに比べて少し非力という感を否めません。
楽天カードを持つメリット
なんといってもポイントの使いやすさと貯めやすさという意味で、楽天カードはAmazonカードよりはるかに優れています。楽天スーパーポイントは楽天市場や楽天加盟店で現金と同じように利用できるのに対し。AmazonポイントはAmazon.co.jpが直接販売する新品商品でしか利用できないのです。
また、楽天スーパーポイントはANAマイルなどに交換することができますが、Amazonポイントは他のポイントへの互換性はありません。
さらに、楽天スーパーポイントは電子マネーの楽天Edyにチャージして、実店舗でも利用できますが、Amazonポイントにそのような仕組みはありません。
アマゾンカードならゴールドカードがおすすめ!
では、Amazonユーザーでも、楽天カードを選ぶべきかと言えば、そうとも限りません。
Amazonの一般カードである、Amazon MasterCardクラシックはどうしても見劣りしますが、それがゴールドカードとなると、かなりお得なクレジットカードになるのです。
以下Amazon MasterCardゴールドの特典を挙げていきます。
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- Amazonでのショッピングが2.5%還元になる
- 全国主要空港ラウンジサービスを無料で利用できる
- 海外旅行傷害保険・国内旅行保険が最高5,000万円
- Amazonプライムの年会費3900円が無料
- 「マイ・ペイすリボ」(リボ払いの仕組み)に登録すれば、年会費が10,800円から半額の5,400円になる
- 「カードご利用代金WEB明細書サービス」を利用すれば年会費が1,080円割引
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実質の年会費は10,800円-5,400円-1,080円=4,320円です。
ハイスペックなゴールドカードを、年会費4,320円で持つことができるのです。Amazonプライム会員の年会費とほとんど変わらないので、AmazonヘビーユーザーにはAmazon MasterCardゴールドが断然オススメということになります。
まとめ
いかがでしょうか。年会費無料のカードの比較、という点では楽天カードに軍配があがりますが、AmazonユーザーならAmazon MasterCardゴールドという選択肢があります。
楽天市場とAmazon、どちらがよいかは好みがあるので、自分がよく使うECサイトのクレジットカードを持つのが一番得、という結論になります。