還元率(かんげんりつ)と聞いても漢字も難しいし、還元率1.5%！などと言われても計算が苦手な人にとってはハッキリ言ってよくわかりません。
還元率について詳しく解説されているけど、要は還元率がどうだったら自分にメリットがあるのか？について知りたいあなたにわかりやすく解説します。
還元率は高ければ高いほど良い
結論からいうと、還元率の数字が高ければ高いほど良いです。
現状、１％か1.5%の還元率のクレジットカードが「還元率の高いクレジットカード」と言われています。
一応、還元率とはなにかをカンタンに説明します。
還元率(かんげんりつ)とは？
還元とは「戻ってくる」という意味でクレジットカードを利用して戻ってくるのはポイントです。
獲得した(＝戻ってくる)ポイントを円に換算し、利用した金額で割った率のこと。
例えば100円利用すると1円相当のポイントが獲得できる(戻ってくる)カードの場合
1円÷100＝0.01なので％に直すために100倍すると１％になります。
このカードのことを「還元率１％のクレジットカード」といいます。
還元率が高いということは戻ってくるポイントも多いので、お得だ！ということになります。
貯まったポイントは1ポイント1円で現金の代わりに利用することができるので節約になりますよね。
100円につき1ポイントVS1000円につき2ポイントはどっちがお得？
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100円につき1ポイント付与(ふよ)します！
1000円につき2ポイント付与(ふよ)します！
※付与とは「もらえる」ということ。
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数字のマジックによって敢えて分かりにくくされていることが多々あります。
例えば
100円につき1ポイント付与します！(1ポイント1円相当)などと書かれていてもピンと来ませんよね。
でも100円利用ごとに1円差し上げます！と言われれば誰でもわかると思います。
ただ実際はそのように表記してしまうと諸々問題があるのでされていませんが、、、。
では、本題に戻ります。以下の２つを比較して還元率が高いのはどちらでしょうか？
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①100円につき1ポイント付与(ふよ)します！
②1000円につき2ポイント付与(ふよ)します！
文字だけ見るとわかりにくいですが、答えはこうなります。
①1÷100＝1%
②2÷1000＝0.5％
よって還元率が高いのは還元率１％の①100円につき1ポイント付与される方です。
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クレジットカード還元率とポイント還元率は違う！
ヤマダ電機が提携発行している「ヤマダLABI ANAマイレージカード」などヤマダポイント還元率10%！のように還元率が10%以上と記載されていることがあります。
アレ？記事の冒頭には還元率の高いクレジットカードって多くても1%や1.5%と書いてあったけど？と思ったあなた、その通りです。
還元率について多くの人が理解できないはまさにコレで、還元率にはクレジットカード還元率とポイント還元率の２つがあります。
２つの還元率の違い
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クレジットカードの還元率…ポイントを円に換算したときの利用額に対する割合
ポイントの還元率…利用額の○％に相当するポイントの割合
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わかりにくいですね。
よくあるポイント還元率10%等の10%というのは「利用額の10%割り引いた分のポイント」ととらえた方がわかりやすいです。
例）1000円の商品10%相当のポイント＝100円分のポイント
以下のように合わせて表示されることがあるため余計に分かりにくくなります。
クレジットカードの還元率１％+ポイント還元率10%！＝最大11%還元！！
これはつまり、100円の商品をクレジットカードで買うとクレジットカード還元率1%により1円相当のポイントがもらえます。
さらに100円の10%＝10円相当のポイントももらえ、合計11円相当のポイントがもらえることになります。11%還元とか還元率11%というような表示になるのです。
還元率がアップさせられるカードを選ぶ
還元率の高いクレジットカードを選ぶコツはもともとの還元率が0.5%と低くても様々な方法を駆使することで還元率がアップできるカードを選ぶことです。
例えばビックカメラSuicaカード。基本のクレジットカード還元率は0.5％と低いですが
Suicaをチャージするだけで1.5%還元になります。さらにビックカメラにてSuicaを使って買い物をするとビックポイントが10%還元されます。
1.5%+10%＝合計11.5%還元されます。
このように還元率をアップできるサービスが付いているクレジットカードを選ぶことをおすすめします。
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