クレジットカードは特に新社会人にとっては必須アイテムですよね。日々の買い物から公共料金の支払い、電子マネーへのチャージなど、活躍の場は幅広いです。でも、使い方を間違ってしまうと思わぬトラブルにもなりかねません。そこで、クレジットカードを初めて持つ際に気を付けるべき7つのことを紹介します。
1.必ずサインをする
新しいクレジットカードが届いたら、まずサインをしてください。サインがないとクレジットカードは使えません。サインはカードを使う人が本人であることの証明だからです。逆に言えば本人しかクレジットカードは使うことができません。サインがないと、万が一盗難にあって不正利用されたとき、補償されない可能性があるのです。
サインは油性ペンで書くのが原則です。薄くなって上から重ねて書いたら無効になるので注意してください。漢字のフルネームで書くことが、他人に真似されづらいのでお勧めです。とくに海外で盗難にあったとき、漢字だと不正利用されるリスクが低くなります。
2.暗証番号の管理に注意する
暗証番号は他人に推測しづらいものを設定してください。誕生日や携帯電話番号、連番などは他人に推測されやすいので、不正利用されても補償されない可能性があります。
忘れてしまうからと言って、カード本体に暗証番号を書いている人がたまにいますが絶対にNGです。他人に簡単に利用されてしまいます。当然不正利用されても補償されません。
3.ポイント還元率の高いカードを利用する
クレジットカードを利用するとポイントが付いてきます。できれば還元率の高いクレジットカードを利用しましょう。おすすめは楽天カード、ヤフーカード、エポスカードです。
ポイントは加盟店でお金と同様に使えたり、マイルに交換できたりします。自分のライフスタイルに合わせてどのクレジットカードにするか決めるとよいでしょう。
入会するタイミングが非常に重要です。クレジットカードは頻繁にお得な入会キャンペーンをしているので、作りたいカードが決まったら、キャンペーンのタイミングで入会するのがおすすめです。最近のキャンペーンだと、楽天カードで8000ポイント、ヤフーカードで1万ポイント、というのがありましたよ。
4.リボ払いはできるだけ使わない
リボ払いは分割払いの一種で、多額の手数料がかかります。楽天カードの場合は15.0%と、キャッシングの手数料と変わりません。利用すると、返済しても返済しても残高が減らない、ということになってしまいます。
注意しなければいけないのは、初期設定が自動リボ払いになっている場合です。自動リボ払いとは、すべての支払いがリボ払いに変わってしまうサービスです。インターネットかコールセンターで確認しましょう。
中には「自動リボ専用カード」もあるので、そういったクレジットカードはメインには使わない方が無難です。
5.絶対に延滞しない
引き落としに使う銀行口座の残高は常に把握しておきましょう。平均利用金額の2か月分くらいを用意しておくと、うっかり入金し忘れたときに備えて安心です。クレジットカードの締め日、引き落とし日を確認、いついくら引き落とされるのかを毎月確認しましょう。
万が一延滞が続くと、カードが使えなくなったり、他のクレジットカードが使えなくなったりします。いわゆるブラックリストに入ってしまうのです。「クレジット」とは「信用」という意味です。信用を落とさないようにすることが大切です。
6.不正利用に注意する
利用明細は必ず確認してください。楽天カードやエポスカードの場合は、クレジットカードを利用した際に利用速報がメールで受信できるので、その設定にしておきます。
使った覚えのない利用履歴があれば、すぐコールセンターに問い合わせてください。不正利用の補償期間は通常90日間なので、それを過ぎたらお金が戻ってこなくなってしまいます。
7.紛失しないこと
クレジットカードは補償があるとはいえ、現金と同じものだと考えてください。カバンに無造作に入れておいたり、机の上に置きっぱなしにしたりせずに、キチンと財布やカードホルダーに収納しておきましょう。磁気不良やICチップの破損から守ることにもなります。
また、不要なクレジットカードを何枚も作らないことです。無くなっても気づかないリスクが高くなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。便利な反面、意外と面倒だと思われた方もいるかもしれません。でも最後に書いたように、クレジットカードは現金と同じなのです。くれぐれも注意して利用してくださいね。