グレードや国際ブランド、系統など様々な要素によって分類できるクレジットカード。
現金がなくても買い物できる、キャッシングによって現金を借りられるという2つの主な機能は同じにもかかわらず、人によって作れるカードと作れないカードがあります。
年収に絞った場合、年収100万でも作れるカードと作れないカードの違いを解説したいと思います。
グレードの違い
まず、クレジットカードには以下4つのグレードが存在します。
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- 一般カード
- ゴールドカード
- プラチナカード
- ブラックカード
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結論からいうと年収100万の人はゴールドカード以上を持つことは極めて困難です。
基本的にクレジットカードは一般カードで利用実績が多くなると同会社のゴールドカードへインビテーション(招待)され、さらにプラチナカード等へ昇格していきます。
もちろん、初めからゴールドカードやプラチナカードへ入会することも可能ですがより厳しい審査を受けて通らなければ取得することはできません。
年齢・職業の違い
クレジットカードの多くは入会条件として高校生を除く18歳以上で安定した収入のあること等を設けています。
中には18歳~25歳専用であったり学生限定、25歳以上などさらに細かく限定しているカードもあります。
また職業に関してこちらは公開されていませんがクレジットカードの入会審査の大原則である「申込者本人に安定継続収入のあること」からもわかるように公務員や医師、大企業勤めなどは安定、高収入といった側面から審査に通りやすい属性です。
学生を含む18~25歳であれば年収100万円ということもあり得ますが公務員や医師等が年収100万円ということはまずありません。
そういった客観的な情報から判断して年収100万でも作れるカード作れないカードの区別が生じます。
系統による違い
クレジットカードには主に以下の系統があります。
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- 国際ブランド系・・・アメリカンエキスプレス・ダイナースクラブ等
- 銀行系・・・三井住友VISA・三菱UFJニコス等
- 信販系・・・オリエントコーポレーション・ジャックス等
- 流通系・・・楽天・イオン・OMC・セディナ等
- 消費者金融系・・・アコム・ライフカード
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実は国際ブランド系や銀行系は審査が厳しく流通系・消費者金融系は審査が比較的甘いと言われています。
消費者金融系なら年収100万円でもスムーズに作れるワケ
流通系や消費者金融系の入会審査が甘いと言われるのにはワケがあります。それはスーパーやデパート、インターネットショップなどを展開している流通系カードの発行元であるイオンや楽天等は自社の商品やサービスをクレジットカード利用で購入してもらいたいと思っています。
なのでポイント〇倍!など入会キャンペーンや会員サービスを定期的に行っています。
消費者金融の本業は「お金を借りてもらうこと」。
カードを発行することで会員も利用額も増えるのです。
つまり流通系も消費者金融系も銀行系等の審査に落ちてしまった人もかき集めて出来るだけ多くの人にカードを発行したいんです。
最低限の支配能力があれば審査に通すためパートやフリーターなど年収100万の人でもOKなのです。さらに生計を一にする配偶者に収入があればいわゆる“専業主婦や専業主夫”でも審査に通りやすいです。
まとめ
年収100万円でも作れるクレジットカード作れないカードの違いには年齢や職業、系統などがあります。
ただクレジットカードの審査で重要なのは年収よりもカード利用実績だと言われています。つまり年収1000万円でもクレジットカードを一切使用しない現金主義の人よりも年収100万円でも長年全てカード払いをする人の方がカード会社にとっては「良いお客さん」なのです。
利用実績=クレヒス(クレジットヒストリー)を作るためにも若いうち、年収の低いうちからでもクレジットカードを作りどんどん利用することをおすすめします。