リクルートカード1.2%の高いポイント還元率を誇る人気のクレジットカードです。電子マネーのnanacoへのチャージも1.2%という高還元率で、nanacoチャージのためだけにカードを持つ方も多いです。

ところで、このリクルートカード、うっかり支払いを滞納してしまった場合どうすればいいのでしょうか。今回は滞納してしまった場合の対処法と、滞納を防ぐ対処法について解説します。

まずはコールセンターに連絡

リクルートカードは、国際ブランドによって連絡窓口が異なります。

  • JCB
    JCBカードが窓口です。
  • VISA/MasterCard
    三菱UFJニコスカードが窓口です。

JCBの電話窓口

JCBインフォメーションセンターが電話窓口です。

受付時間:9:00-17:00(土・日・祝・年末年始は休み)
東京:0422-76-1700
大阪:06-6941-1700
福岡:092-712-4450
札幌:011-271-1411

VISA/MasterCardの電話窓口

三菱UFJニコス カスタマーズセンターが電話窓口です。
9:00~17:00(土・日・祝・年末年始は休み)
052-259-1761

うっかり延滞を防ぐには?

利用明細を確認するクセをつけることが最も効果的です。引き落とし日に確実に銀行口座に預金を用意しておけば、延滞は発生しません。

リクルートカードの締め日と引落し日は以下の通りです。

  • 締め日:毎月15日
  • 引落し日;翌月10日(引き落とし日が(土・日・祝)の場合は翌営業日の引き落とし)

たとえば5/16~6/15の利用金額は7/10に引き落とされるということです。

15日に翌月10日の引き落とし額が確定するので、そのタイミングで利用残高を確認して引落しに備えればよいのです。

利用金額の確認方法は電話Webがあり、国際ブランドごとに異なります。

JCBの場合

ホームページ:MyJCB
電話:JCBお支払金額・ご利用残高及び可能額案内サービス
0120-592-196
0570-000-767

VISA/MasterCardの場合

ホームページ:MUFGカードWEBサービス
電話:MUFGカードコールセンター
0570-050535
03-5489-6165

滞納して支払えない場合は?

コールセンターに電話して、支払えない旨を正直に伝えることが先決です。連絡先は延滞したときに連絡する電話番号と同じです。そこで分割払いや支払猶予を申し出ましょう。

ただしリクルートカード側が受け入れるとは限りません。その場合は司法書士などの専門家に依頼して、返済の交渉をすることになります。

延滞は放置しておいても解決しません。事態が悪化するだけです。

滞納して放置したらどうなる?

  1. 再引落し日を案内する書面が届く
  2. 払込票での振込の案内が届く
  3. 直接催促の電話が入る
  4. 連絡が付かない、支払える見込みがないと強制解約される

遅延損害金は遅れた翌日から発生します(年率14.6%)。強制解約となると、一括請求が行われます。

さらに、ブラックリストに載って、他社のクレジットカードを作るのか困難になったり、利用が停止されたりします。ブラックリストに載ると、5年間記録が消えません。

計画的な利用が大切

クレジットカードは暗証番号やサインだけで気軽に買い物ができます。そのため、つい支払い能力を超えて買い物をしがちです。

特にリボ払いをしている場合だと、いくら買い物をしても月々の支払金額はそんなに大きくならないのでなおさらです。クレジットカード利用は「借金」であることを認識することが必要です。

まとめ

延滞した場合はまずカード会社に連絡、というのがリクルートカードに限らずクレジットカードの基本です。放置しておいても入金すれば再引落しで連絡はこない場合もありますが、信用に傷がつきます。

何度も繰り返すと、ある日突然カードが使えなくなる、ということにもなりかねません。

自分の利用額をチェックするクセが付けば、カードを使いすぎるリスクも減ります。引落し日は毎月10日なので、2日前には確実に銀行残高を用意するようにすればうっかり延滞も防げます。

繰り返しますが、クレジットカードは信用が基本です。失った信用を取り戻すのは大変困難なのです。