なぜクレジットカード審査に通りやすいのは流通系カードなのか？

ネットやテレビで「今入会なら5000ポイント進呈！」など、流通系クレジットカードが盛んに宣伝しています。沢山宣伝して、沢山申し込んでもらって、沢山カードを作ってもらうのが目的ですが、審査が通りやすいと言われる流通系カード、どうして審査を甘くしてまで顧客を集めたがるのでしょうか？

流通系カードはショッピングの入り口

流通系カードの審査が通りやすいのは、クレジットカードを自社の店舗やECサイトでショッピングしてもらう入り口としているからです。クレジットカードで利益を上げるのではなく、繰り返しショッピングしてもらうことによって利益を上げるのです。

それぞれのカードを使えばポイント等の特典が付きやすくなっており、そのポイントを使うためまたショッピング、と、顧客を取り込むことができるのです。

銀行系カードはステイタス

銀行系カードの場合はステイタスを重視するので審査が厳しくなっています。言ってみれば、クレジットカードを持つ人が銀行の顔になっているのです。誰にでも発行するわけにはいきません。当然、会社員よりフリーターの方が審査は厳しくなります。

流通系カードが実用的な買い物に役立つカードとすれば、銀行系カードは彼女とデートにいって支払い時に見せても恥ずかしくないカード、という位置づけです。

おすすめ流通系カード4選

実用的と先ほど述べましたが、どれくらい実用的なのでしょうか。また審査に通りやすいというのはどのくらい通りやすいのかも踏まえて、おすすめの流通系カードを4枚紹介します。いずれのカードも年会費無料です。

イオンカード

申込資格は、18歳以上で安定した収入のある、またはその家族で、日本国内在住であることです。家族と同居していればフリーターでも無職でも申込資格はあるということになります。

主な特典は、毎月20日と30日にイオンで買い物をするなら5％の割引が受けられることです。カード利用でのポイント還元率は0.5%です。近所にイオンがある方なら持って損はない1枚です。

楽天カード

申込資格は満18歳以上（主婦、アルバイト、パート、学生も可）です。ただし高校生は除きます。よほどの理由が無い限り審査に通るカードです。

カード利用のポイント還元率は1％、楽天市場なら利用状況によって4％〜8％もの高還元率を誇ります。年に数回の楽天スーパーセールではポイントが最大32倍になります。

楽天市場で買い物をすることが多いならぜひ持っておきたい1枚です。

Yahoo!Japanカード

申込資格は、18歳以上で安定した継続収入がある、または学生（高校生を除く）なら作れるカードです。本人に収入がなくても配偶者に収入があれば申し込めるので、専業主婦でもつくれます。
カード利用のポイント還元率は1%、Yahoo!ショッピングやLOHACOでの利用は3%の高還元率です。

Yahoo!ショッピングを利用する方なら持っておきたい1枚です。

エポスカード

申込条件は満18歳以上（高校生を除く）としか書かれていないので、幅広い層が申し込めるカードです。
ポイント還元率は0.5%、年4回マルイ・モディで10%割引セールがあります。（マルコとマルオの7日間）

シーズンごとの服の買い替えをマルイでする人なら、お得度が非常に高い1枚です。

まとめ

流通系カードが通りやすい理由というのは、会員にとってもプラスになる理由です。よって、自分のライフスタイルに合わせたカードを選ぶことによって、通常よりお得にショッピングをすることができます。ただし貯まったポイントを使うために買い物を繰り返し、カードの使い過ぎにならないように注意しましょう。