勧誘や店頭キャンペーンや付き合いなど、なんとなくクレジットカードを作る人が多いですが今、あなたが作ろうとしている、もしくは既に持っているクレジットカードは本当に得をするクレジットカードでしょうか?

元クレジットカード会社で働いていた私の経験から本当に得するクレジットカードの使い方を紹介します。

自分のライフスタイルに合ったメインカードを作る

世の中には数え切れないほどのクレジットカードの種類が存在しますが、個人のライフスタイルによって得するカードは異なります。

例えば、買い物は近所のイオンがメインでネット通販は一切利用しない人であればAmazonカードよりもイオンカードを持つべきですし、通勤は車で電車は滅多に乗らない人であればSuicaなど交通系電子マネーが付帯したビューカードよりもガソリン代が安くなるENEOSカードを持った方がお得になります。

このように自分のライフスタイルを振り返りメリットがありそうなメインカードを1枚作ることが重要です。

サブカードを2枚くらい作る

メインカードを作って利用していると、どうしてもそのメインカードだけではカバーできない、得られるメリットの問題が発生します。

例えば、楽天カードやイオンカードなど日用品の購入も含め使うシーンや頻度が多いカードはメインカードに向いていますが、ガソリン代が安くなるなど得られるメリットの多くが車に特化しているタイプのカードはサブカードとしては持つべきメリットは大きいですがメインカードには向いていません。

なのでライフスタイルの中で特に利用する分野で発行されているカードを2枚くらい作ると良いでしょう。

例としてはディズニー好きなら「ディズニーJCBカード」、ファミリーマートユーザーなら「ファミマTカード」等、ある特定の分野でとりわけ威力を発揮するカードです。

支払いはカード払いにする

極論をいえば、クレジットカードが使えないお店でない限り全ての買い物・サービスの支払いはクレジットカード払いで行いましょう。

ガス・水道などの公共料金から携帯電話代、定期代、食事代、旅行代、病院代などカード払いできるものは全てです。

クレジットカードは年会費無料で持っているだけで特典が受けられるカードもありますが、使ってなんぼのものです。

使えば使うほど得られるメリットは多くなることを覚えておきましょう。

ポイントの使い道を決めておく

クレジットカードを使って買い物をしているけれども、ポイントが貯まっているだけで使ったことが一切ない人もいます。

ポイントプログラムには有効期限を設けているカード会社もあり、これはせっかく貯めたお金を捨てているのと同じこと。

とってももったいないことをしています。

貯まったポイントを何に使うのか?を予め決めておくことをおすすめします。

例えば読書が好きなのであれば楽天カード!楽天カードを利用することで貯まる楽天スーパーポイントは楽天市場で本を買うことができます。

よく飛行機に乗る人であればマイルが貯まりやすいANAカード等を作るなど、貯まるポイントの使い道を考えておきましょう。

キャンペーン・特典情報をチェックしておく

各クレジットカードにはキャンペーンや特典などがあり、それらをこまめにチェックしておくことで得られるメリットが多くなります。

例えば楽天カードは利用限度額によって貯まるポイントが3倍、4倍などに増えたり、イオンカードは毎月20日、30日のお客様感謝デーでは買い物代金5%OFFになったり専門店舗によっては提示するだけで5%OFFになることもあります。

このようによく利用するカードのキャンペーン・特典情報はしっかり把握しておきましょう。

使わないカードの整理をする

1年間クレジットカードを利用していると、使うカード使わないカードの2種類に分かれてるはずです。

よほどのクレジットカードマニアでなければその都度クレジットカードを使い分けることはせず多くの人は日常的に使うクレジットカードは限られてきます。そこで、年会費がかかり1年間全く利用しないクレジットカードは解約するなりカードの整理をすることをおすすめします。

年会費は数千円~数万円と幅広く、特にゴールドカードは1万円以上するものも多いです。

30代以上の社会人になるとゴールドカードを持つ機会も多い反面、使わないカードも増えて行くので無駄な年会費を支払わない対策も必要です。

まとめ

クレジットカードはどんどん使うことで多くのメリットが受けられます。

種類や使い分けの面倒くささなどから、なんとなく1枚のクレジットカードを高額な商品を購入するときのみ使っている人も多いですが、モッタイナイ使い方です。

今回紹介したクレジットカードの賢い使い方を参考にしてお得なカードライフを送って頂きたいと思います。