今やネットでちゃちゃっと検索すれば何でもわかる時代に、唯一、私たちが記憶力の良し悪しによって悩まされるが暗証番号とパスワードを入力しなければならないシーンです。

クレジットカードで買い物をするときやスマホでアプリをダウンロードどするとき、久しぶりに開いた画面でIDとパスワードが求められた瞬間、

「あれ、何だっけな~」と思った経験をした人は多いのではないでしょうか?

この記事では暗証番号やID、パスワードなどを絶対に忘れないための管理方法についてご紹介します。

あなたが一番触っている機械ってなんですか?

電車通勤中や食事中、歩いている最中、待ち合わせ中、会話中、入浴中、就寝ギリギリまで、ずっと触っているある機械がありますよね?

はい、答えはスマホです。ガラケーも含みます。

暗証番号やID・パスワードを忘れてしまう原因は頻繁に目にしない、複雑で長い意味をなさない文字や数字は記憶に残りにくいからです。

例えば、よく誕生日や語呂合わせなど頻繁に目にするあるいは覚えやすい組み合わせであれば、忘れることはありません。

しかし、ご存知の通りセキュリティ対策面で危険です。

クレジットカードの場合では不正利用やスキミング被害に遭う確率が高まってしまいます。

かといって、複雑で長い組み合わせにすると今度はセキュリティ対策にはなりますが、忘れてしまう現象が起こりますよね。

では、どうすれば良いのか?というと頻繁に目にしていることは記憶に残りやすいという脳の性質を利用します。

スマホのアドレス帳(住所録)に入れる

あなたが四六時中触っている機械はスマホです。

暗証番号やID・パスワードを絶対忘れないで管理する方法はスマホの住所録に記録しておくことです。

例えばこんな感じです。

 

このように他人の電話番号等をアドレスに入力するのと同じように、暗証番号やID・パスワードを記録しておきます。

ということはスマホで暗証番号やID、パスワードを管理すれば、たとえレジでクレジットカードの暗証番号を忘れても、出先で長ったらしいパスワードを入力しなければならなったときも、すぐに思い出すことが出来ます。

入力しておくべき暗証番号・ID・パスワードの種類

暗証番号やID・パスワードを求めるサービスはだいたい決まっています。

個人情報が含まれるものであなたが頻繁に暗証番号等の必要性を迫られるのは以下のケースです。

これらに関して今すぐ調べスマホのアドレス帳に記録しておくことをおすすめします。

■4桁の暗証番号

  • クレジットカード
  • 銀行のキャッシュカード
  • インターネットバンキング

■ID

  • インターネットバンキング
  • クレジットカードなどのWEB決済管理画面
  • WEBサービスの利用時(よく使う予約サイトなど)

■長いパスワード

  • WEBでの各種入力画面
  • スマホのパスコード
  • アプリダウンロード時

アドレス帳入力で気を付けるべきこと

暗証番号やID・パスワードをスマホのアドレス帳に入力して管理する上で、最も気を付けたいのはスマホを落とすことです。

スマホを落としてアドレス帳を覗かれてしまった場合、万が一ですが、セキュリティ面で心配です。

そのため、必ずスマホは常に指紋認証設定やパスコードを入れてロック解除してから使う設定にしておきましょう。

おそらく人によっては必ずスマホをいじるさいにパスワード入力してから操作できるようにしている人もいると思います。

しかし、多くの人は面倒くさいため設定していませんよね。

ただ、ロッカーにスマホをしまっておく習慣があったり、どこかに預けるなど、不特定多数の人があなたのスマホを触れるような環境にいるのであればとても危険なことです。

ですので、暗証番号やID・パスワードをスマホで管理するには必ず指紋認証やパスコード入力してから操作できるように設定しましょう。

まとめ

この記事ではスマホのアドレス帳に暗証番号やID・パスワードを記録しておくことで、忘れることなくいつでもどこでもすぐ取り出せる方法を紹介しました。

多分「アドレス帳に記録したことさえ忘れてしまったらどうするんだ?」という疑問を持つ人もいるかと思います。

しかし、多くの各種暗証番号やID・パスワードを入力し続けることでそういう心配はなくなります。

なぜかというと、LINEしかやらないなどスマホの電話帳を一切見ない人であれば仕方ありませんが、おそらく最低でも1ヶ月に1回くらいは誰かに電話をかけるときアドレス帳を開くのではないでしょうか?

その際、多くの暗証番号などを記録していれば他の人の連絡先とともに羅列されているのがわかるため、自分が登録していることを忘れることは無くなります。

忘れるということは頻繁に触れないからです。

繰り返し繰り返し、目にすれば「暗証番号関係はすべてスマホのアドレス帳で管理していること」くらいは嫌でも覚えます。

人間の脳の性質を利用した最も効率的な暗証番号やID・パスワードの記憶する手段として、ぜひスマホのアドレス帳での暗証番号等の管理を実践してみて下さい。

必ずあなたのお役に立つときが来ます。