銀行やコンビニのATMでクレジットカードが使えないことがあります。

そのいくつかの原因について紹介します。

クレジットカードの磁気不良

まず、クレジットカード自体に問題があるケースです。

お財布などに入れているとクレジットカード裏面の読み取り部分が摩耗してしまったり、スマホなど磁力のあるもののそばに誤って近づけていたりするとカードに不具合が生じることがあります。

磁気不良に関する原因と対処法の詳細は⇒こちらのサイトで詳しく解説してくれていますので参考にして下さい。

引き出したい額がカード利用可能額を超えている

クレジットカードには利用可能額があり、いくらまで使えるかは人によって異なります。

例えばあなたのクレジットカード利用可能額の上限が100万円のとき、買い物などでカード払いを続ければ利用可能額はどんどん減っていきます。

毎月の利用額を支払えばまた利用可能額は元の100万円に戻りますが、一部支払いを分割払いやリボ払いにしているケースではカード会社に借金が残っている状態のため、利用可能額が100万円を下回っているはずです。

このようなケースでは使える金額が毎月変動するため、引き出したい額が利用可能額を超えていると当然借り入れることができません。

よくある例として、まだ先月分の支払いが終わっていないうちに利用可能額を超える額を引き出そうとする場合です。

具体的には
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カード利用可能額の上限 100万円

カード利用額   60万円

カード利用可能額 40万円(100ー60)
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ショッピング枠とキャッシング枠の利用可能額は違う

カード全体の利用可能額の上限が100万円だとしても以下のように
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ショッピング枠:80万円

キャッシング枠:20万円
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のように定められていることが多く、この場合ATMから引き出せる現金はキャッシング枠の20万円のみになります。

ショッピング枠とはあくまで何かを購入したりする際にクレジットカードで支払える額の上限を表しており、現金(現ナマ)を手にすることはできません。一方、キャッシング枠はATMから現金(現ナマ)を借り入れることができます。

このようにクレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠があるのでクレジットカードで現金(現ナマ)を借り入れたいときは、自分のクレジットカードのキャッシング枠がいくらまでかをカード会社に電話して確認しましょう。

海外で発行されたクレジットカード

海外で発行された一部のクレジットカードが使えないケースがあります。例えばセブンイレブンのATM(セブン銀行ATM)では以下のようにVISAやMastercardでも使えるカードと使えないカードがあります。

また海外発行カードでの1回の引出限度額は10万円、磁気ストライプ型なら3万円、アメリカンエキスプレスでの1回の引出限度額は3万など、制限があります。

詳しくはこちらを参考にして下さい。

キャッシングの返済はできないATMもある

クレジットカードによって銀行やコンビニATMからキャッシング枠を使っての現金の借入はできても返済は出来ないカードがあります。

例えばセゾン系のカードでは借入に関してはほとんどの銀行、コンビニATMから出来ますが、返済分はセゾン系のATMからしか返済できません。

通常、銀行引き落としにしていれば期日に返済されますが、例えば期日よりも早く返済したいときは指定されたATMから返済しなければならないならないケースもあるのです。

詳しい返済方法は各カードの裏面に記載されている電話番号に電話をして確認しましょう。

他のクレジットカードを試す

銀行やコンビニATMでクレジットカードが使えないならば、他のクレジットカードを使って決済や借入を試して下さい。

つい、1枚のカードが使えないと現金払いにしてしまうことがありますが、他のクレジットカードを持っているのであればそちらを使ってください。

もし、クレジットカードを1枚しか持っていないのであれば次回同じようなことが起こったときにも対応できるように、2枚目のクレジットカードを作ることをお勧めします。

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