クレジットカードの支払い方法を変更するときにいくつか注意しておきたいことがあります。
スムーズに支払い変更できるようにその注意点を紹介したいと思います。
分割払いとリボ払い
まず、クレジットカードの支払い方法を変更で最も多いケースが一括で購入したものを後から分割に変更したりリボ払いにするケースです。
店頭で自動的に一括払いにされてしまったり、分割払いやリボ払いにと言うのは恥ずかしいけれ一括で払えないなど理由は様々です。
で、どこで支払い方法を変更したら良いのか?というと各クレジットカードの会員サイトに登録をし、管理画面から変更するのが一般的です。
分割払いにするか?リボ払いにするか?についてはクレジットカード会社によって少しずつ異なり楽天カードのように利用履歴の1項目ずつ分割・リボそれぞれに変更できるようなシステムになっていものもあれば、出光カードのように後から分割は出来ないけれど、利用履歴の1項目ずつリボ払いに変更できるものもあります。
例
支払い回数ORリボ変更など項目にて1つずつ回数変更することが可能です。
支払い回数ORリボ変更 | 利用日 | 利用先 | 利用金額 |
2017年10月1日 | ゾゾタウン | 10,000円 | |
2017年10月5日 | Amazon | 50,000円 |
安易なリボ払い変更は危険!?
ショッピングとキャッシングの両方を合わせて使っていくと、当然翌月の支払い総額は大きくなっていきます。そこで多くの人は後から分割やリボ払いに変更するのですが、このときの注意したのが安易にリボ払いに変更することです。
具体的にいうと、毎月に支払う額をどんどん減らす代わりに長期間の返済にするということです。
「なんだ、毎月の負担が軽くなっていいじゃないか?」と思うかもしれません。
確かに、最初はそうなのですが人間とは不思議なものでこの後からリボ払いに変更できることを一度覚えてしまうと何回も繰り返します。
そうすると最初のうちはリボ払いに変更にしたことで毎月2万円程度だった支払いが気付いた時には毎月20万円くらいになってしまい、返済するために別のカードからキャッシングをして返済する自転車操業状態に陥ります。
なぜそんな詳しくわかるのか?というと実際私はこうして借金地獄に陥ったからです。
分割払いとリボ払いの上手な使い方
楽天カードのように利用した項目を1つずつ分割払いやリボ払いに変更できる場合、もし一括で返済できない額であればで全体の利用項目の中で最も大きな額だけを分割払いにしましょう。
例えば以下の図では2017年10月7日タカシマヤ100,000円のような大きな額を分割対象にし、なるべく少ない回数で分割するようにします。
支払い回数ORリボ変更 | 利用日 | 利用先 | 利用金額 |
2017年10月1日 | ゾゾタウン | 10,000円 | |
2017年10月5日 | Amazon | 50,000円 | |
2017年10月7日 | タカシマヤ | 100,000円 | |
2017年10月11日 | ヒルトンホテル | 35,000円 | |
2017年10月12日 | ANA | 20,000円 |
なぜ最も大きな額だけを分割払いにした方がいいのか?というと小さな額まで分割にしてしまうと当月に支払う総額が極端に安くなるからです。
これはリボ払いに似ていて、リボ払いとは弁済金といって月々の支払額が10,000円など一定になります。
利用が合った時の締切日残高 | 弁済金(月々の支払額) |
---|---|
1~10万円 | 10,000円 |
10万円超は5万円増すごとに | 5000円ずつ加算 |
いかがですか?リボ払いは10万円を超えるまでは月々の支払は10,000円で固定されます。さらに10万円を超えると5万円増しても5000円しか加算されません。
15万円の買い物をしても月々15,000円ずつの支払いで良いことになります。
これだけ大きな買い物をしても月々の支払いがこれだけ安くなれば後からリボ払いに変更したいと思いませんか?
だからこそ積もり積もると支払いを圧迫するほど危険な状態になっていきます。
まとめ
今回はクレジットカードの支払い方法を変更したい時の注意点について解説しました。
分割払いやリボ払いは決して悪い支払う方法ではありません。
ただ、使い方を間違えると大きな負担になり兼ねない側面もあることから都度、借金残高を確認しながら利用しましょう。