クレジットカードを作るときに申込書の様々な項目について書かなければなりません。

しかし、居住形態が賃貸だと審査に落ちてしまうのではないか?といって疑問が浮かびますが果たして本当のところはどうなのか?紹介します。

居住形態が審査に及ぼす影響とは?

居住形態や家族構成について聞かれる項目には以下の5パターンがあります。

持家(自己・家族) 住宅ローン有
持家(自己・家族) 住宅ローン無
賃貸(社宅・民間) 家賃支払い有
賃貸(社宅・民間) 家賃支払い無
その他

この中で最も審査に通りやすいのは持家(自己)×住宅ローン無とは必ずしも言い切れません。

確かに持家の方が万が一自己破産されても土地や家を売ってお金に変えられるので貸す方としては貸し倒れが担保されるため、この側面に関して絞れば審査に通りやすいのですが審査というのは様々な審査項目の総合的な点数制(スコアリング)によって判断されるので

持家(自己)×住宅ローン無だからといって、どんなクレジットカード審査にも通るとは限りません。

持家の方が賃貸よりも審査に通りやすいのは単純にお金に変えられる資産を持っているからです。

賃貸だから審査に落ちるわけではない

ここが一番重要なのですが、持家か賃貸かはそれほど重要ではありません。

確かに今、説明した通り審査に通りやすいのは事実なのですがでは、賃貸だから審査に落ちるのか?というとそんなことはなく、安定した収入と支払い能力を持っていればゴールドカードやプラチナカードでも審査には通ります。

居住年数が1年未満だと審査に通りにくいと言われていますが、これを繰り返してれば確かにマイナスに働きます。しかし、1回2回引っ越しした程度で審査に影響するのか?というとそんなことはありません。

なぜ審査に落ちるのか?といえばそれは居住形態が賃貸だからではなくもっと他に原因があるということです。

つまり繰り返しますが様々な審査項目から総合的に判断した結果の「支払い能力の有無」があるかどうかこの1点。

持家でも収入が不安定で遅延履歴や過去の自己破産を含んだ金融事故歴があれば審査に通る確率はグッと低くなります。

なぜ審査に落ちるのか?信用情報を手に入れて確認しよう

クレジットカードの審査に通らないのは理由があります。

多くの場合、収入が低く安定的な収入が見込めないと判断された人、クレジットカードの支払いを繰り返し滞納していたりスマホ・携帯の料金を滞納したりしている人など問題があるケース。

また同居している家族がブラックリストに載っている場合も審査に影響するケースがあります。

もし、自分がなぜ審査に落ちるのか心当たりがない場合は一度、自分の信用情報を取り寄せてみることをおすすめします。

JICC日本信用情報機構などの公式サイトから自分のクレジットカードやローンの借入状況が書かれた信用情報を有料で見ることができるので、もしその書類の返済状況の項目に「異動」の文字がある場合は審査にマイナスになっている理由です。

異動とは簡単にいうと返済できていない・返済できなかった等返済になんらかの問題があったことを意味しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はなぜ賃貸だとクレジットカードの審査に落ちるのか?というテーマについて解説しました。

ポイントは持家や賃貸に限らずあなたの安定的な収入と支払い能力によって審査されていることです。

まず自分の信用情報を確認することから始めましょう。

⇒なぜ落ちた?クレジットカードの審査基準まとめ

⇒なぜ?あなたがカードローンの審査に落ちる5つの理由